それでも貴方が大好きです

―//ありがとっ//―




「確かお前きーとかなんとか唸ってたぞ?」



ドキッ!!



「誰なんだ?友達か?」




きーって言ってたから女と思ってるのね?



逆に安心…誤解されなくても済むから。



だから笑顔で、




「うんとっておきの友達だよ?」



「ふーん…それより…」



ジリジリよってくる。



「なっ何?」



今こんなこと言ってる場合じゃないかもされないけどシトラスの香水の匂いがする。



濃くないからいいだけどね?


実際この匂い好きだし?




っ\\\。



慶吾くんの顔がすぐ目の前にあるんだけど…



「謝ってもらったけどありがとうって言葉頂いてないな?」



っ\\\。



たからそんなこと真顔で言わないで下さい!!



「ん?謝ってくれるのにお礼はないんだ?」



っ!

絶対コイツ私がありがとうって言うの苦手って思っただろ!?



だって恥ずかしいんだもん\\\








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