それでも貴方が大好きです

第３章

―…海…―

side游李








「おっ游李ー!!大丈夫だった？」





「何がー!?」






んー？なんかあったけ？









「慶吾くんに何かされなかった？」









ニヤニヤとしながら言う千春。







「なんのこと？」







なるべく自然体で聞いてみた。










「だーかーら!!襲われなかったの？」










やっぱり…





「変態…」









「ん？游李ちゃん？誰が変態なのかな？」











「変態じゃない…ってゆうか私を襲う人おかしいよ」








「はぁ…ホント自覚ないのね…」







「なっ！不細工ってことぐらい自覚してるよ!!」








「「「……………」」」








こっちの様子をみてたみたいだけどそのことを言った途端黙りこんでしまった。








もうっ!!ドイツもコイツもムカつくヤツ!!