それでも貴方が大好きです


「この商品はどうでしょうか?」



千春は説明を聞いてる中私はというと…


慶吾って人の顔を見てる。
地味系の茶髪で黒縁眼鏡。顔は…かっこよくて爽やか系。
でもさほど目立つような人ではなさそう…


でも…愛想が…ない


しかも無口この商品はこんな商品ですみたいな最低限のことしか話さない。



なんなのよ〜!?



「で、お客さまはどう思われますか?」



「ひゃい!?」



いっいきなり話し振られたし考え事してたからびっくりした(汗)



「こちらのお客さまはこのビキニがいいとおっしゃるのですが…」



変な返事をしていた私をよそに冷静に返してきた定員は千春が言っていたことを伝えてくれたみたい。



相変わらず無愛想でね?



と思っていると…


「慶〜!」


ドス!!



鈍い音が妙に心に響いた。


「わぉ!お客さんだね?」










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