甘々な彼に気にいられました。

そんな柄じゃなかった俺は落ち着かなくて、とにかくぶらぶらしてたら空ちゃんを偶然見つけて・・・。

ドキッドキッって胸の鼓動が激しくなって。

本を探すフリしてずっと彼女をみてた。

それから、彼女に会いたくって毎日通った。

ある日のことふいに彼女が上を向いて目が合いそうになって・・・。目そらして。
気づいたら彼女が隣にいて。

「その本好きなの?私、その本だぁいすきなんだぁ!!」

って話しかけてくれて。
俺が持ってた本が君と話すきっかけをつくってくれた。

『白雪姫』

この本について話してるときの空ちゃんのあのキラキラした瞳、笑顔がいまでも忘れることができない。
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