甘々な彼に気にいられました。

「~♪って、あら?瑠衣、おはよう。」

「母さん、おはよ。」

「ご飯できてるわよ?はやく食べちゃいなさい?」

「はーい。亜実~。ついでにおにいちゃんにもお茶ちょうだい?」

「いいよ~。よいしょ。」

コポコポコポ。

亜実が一生懸命にお茶をついでくれている。

「瑠衣にい~。ついだよぉ。」

「亜実~。ありがとな。」

ポンポンと亜実の頭を優しくなでる。

「えへへ~。瑠衣にいだいしゅき!」

ちゅっ。

亜実は俺のほっぺたにキスをした。

「あらあら。亜実は瑠衣のことが大好きなのね。」

「うん!大きくなったらおよめしゃんになるのぉ。」

「ふふっ。そしたらとびっきりの美人にならなきゃね!」

「びじん~びじん♪」

俺は微笑ましい光景に頬がゆるんだ。

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