黒猫

『ん。來來、慎ちゃん、理人、くるくん、陵。』


指差して言っていったらみんなポカーンとしてる…
ど―して?


「僕と陵は普通なんだね(笑)それにしても來來とくるくんってクスクス」

「え―俺くるくんなの?」

「あー来栖起きてたんだぁ」

「今起きたの」

「俺様が來來とか……しかたがない!夜蘭!その呼び方許可しよう!」


なんか上から…


『ん。夜蘭は夜-ヨル-って呼ばれる。』

「夜かぁかわい―ねっ」

「じゃ僕たちも夜と呼びましょうか」

「そうだな!」

なでなで


理人と來來と慎ちゃんはよく話すなぁ
陵は頭なでてるの。
くるくんは話さないなぁ
あれ?そういえばみんなは暴走族だったけ?
聞こうかな―


『ん―みんなは暴走族…なの?』

「あぁそうN「うん!そーなの!僕達葉桜っていう暴走族なんだよ!」はい。慎人が話そうとしてんの遮らないで」

「夜はそんなことも知らないのか!俺様は幹部なんだぞ!」


あぁそう…
ん?まてよ?


『は…葉桜?あの?』

「おうっ」ドヤッ

「はい。僕達は葉桜で慎と来栖も幹部ですで僕が副総長で…」

「…俺が総長だ」


あ…陵が喋った―


『あっそうなんD~~♪~♪♪~~あっ電話…ピッもしもし』

「えっまさかの千と千尋の神隠し?」

「おっ夜もジブリ好きなのか!俺様と同じだな!」


うるさいな…電話してんのに…


《お―い。聞いてるか夜?》

『あぁうん夢にぃなぁに?』

《もう昼だぞ?3年とこ来いよ。一緒に食べようぜ》

『うん。今いくばいばい』

「だれだったの?」

『夢にぃ。てことでばいばい』

「「「は?」」」
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