黒猫

あーあー…期待外れだな…楽しみにしてたのにぃ

「ふふふ。ざまぁないわね。机に伏せちゃって泣いてるのかしらクスクス」

「クスクス」

『む。ねえねえ。女の子達。』

「なによ。文句があるなら皆さんから離れなさいよっ!」

『もう!そんなことどうでもいいの!なにーこれー!この机!3単語しか書かれてない!まったくさー!なにが書かれてるかな?って楽しみにして来たのにさ!なにこの期待はずれ感!夜のうきうきかえしてよー(泣)グスッ……やるなら徹底的にやらないとだめだよ……ヒック……』

「「(まさかの、そこを注意!?てか、可愛い……うるうるしてる……)」」

「ご、ごめんね?もうやめるから。ね?だから泣かないで?」

「ちょっ、ちょっとゆり!なに謝ってるのよ!」

「だって、なんかやっても意味無さそうだし、可愛いし……私、夜ちゃん愛でたいわ。」
< 73 / 81 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop