届カナイ愛ト知ッテイタノニ抑エキレズニ愛シ続ケタ…

あの痛みと行動が何だか分からなくて。

次の日、思わず絢音に聞いちゃった。

「ねぇ、彼女を作るって言われて心が痛んだり、その人がほめた相手が気になって見に行くってさ、それってどうして?」

「紗羽…まさか。」

ビックリしながら固まってる。

「あたしじゃないよ?」

思わず否定しちゃった。

なんか、絢音の顔からして聞いたらマズイような気がして。

「なんだ。てっきり、好きな人でもできたかと思ったのに。」

急に肩を落とした。

< 36 / 570 >

この作品をシェア

pagetop