恋愛初心者な私
と、まぁこんな感じで6時間目・帰りの会と終わり
下校時間になった。


「ねぇねぇ琴音はさ、浴衣着るの?」


「実はね,,,」


「えぇぇ!!臼井くんに着るように頼まれたの!?」
「しーー!琴音声でかいよ。」


「あぁ、ごめんごめん。でもそれなら
着てきた方がいいんじゃない?」


「えぇー。やっぱり?」


「大丈夫だって私も着てくるから!ねっ!」


「うん・・・わかった。」


「じゃあ今日噴水広場前に5時集合ね。」


「はいはい。じゃあね。」


「うん!ばいばい!」



(ガチャ)


「ただいま~。」


「あっ、おかえり。」


「浴衣部屋に置いてあるわよ。」


「ありがとうお母さん。」


(ガチャ、バタン)


「はぁ。やっぱり自分の部屋は落ち着くな。
あっ!これか浴衣は・・・さすがお母さん!
私の好みのどうりだ!」


はぁ。これを着ていくのか・・・
何か今更だけど恥ずかしくなってきちゃったよ・・・
やっぱり着らないで行こうかな?



(大丈夫!私も着てくるから)

「いやいやダメだ。琴音と約束したし
ちゃんと着ていかなきゃ」

ー10分後ー


「よし準備完了ってえぇ!!
4時50分って後10分で5時じゃん!
急がなきゃ!」


「お母さん!行ってきま~す!」


(バタン)

やばいやばい完全に遅刻しちゃうよ!


「はぁはぁはぁ。やばいちょっと飛ばしすぎたかな・・・
早歩きで行こう」

ー5分後ー

「あとちょっとで着く」


「ん?電柱の所に誰かいる。私の知ってる人・・・」


「あっ、遅いんだよ!ほら早く行くぞ!
皆もうまってるから。」


えっ!?うそ・・・臼井が迎えに来てくれた・・・


「ん?何ボーっと立ってんだよ。
ほら行くぞ!」

(ギュ)

えっ!?私の手・・・握ってる。
やばい。どうしよう。私変な汗とかかいてないよね。


えぇ。どうしよう。胸のドキドキが聞こえそう・・・


「おーい。連れてきたぞ!」


「あっ、水咲遅すぎる!」


「あはは。ごめんごめん。ちょっと
したくしてて」


「それはいいけど・・・」

「ん?何?」

「水咲・・・かわいすぎるよ♥」

ギュー


「うわっ!ちょっと琴音!抱きつかないでよ!」


「あははー。ごめんごめん。ついww」

「はぁ~。ついってなんなんだか。」
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