てめえのことなんて、ぜんぜん好きじゃねえからな!
「おい。起きろよ てめえ。 何時まで寝るつもりだ。」

朝の光が 眩しく俺の目 をさえぎらない限り、ぜんぜん見えない。




くだらない一日が再び始まる。

「すげえ だるい。 昨日はやりすぎたな~。」気楽に 直己が言う。 こいつは俺の幼なじみだ。 だから、気付けば俺はよくそいつといる。 「なあ 吉木~。 昨日の女、どう思う? 結構な美人だぜー。」

「やめろ。」 ギロリとそいつをにらみながら 俺は床からおきあがった。
「うるせえんだよ、 てめえは。 たまには 良いかげん その口をとじろよ。」


ぎゃあぎゃあ言っている 直己を外へ出した後、 俺はホッと一息つけた。 朝から すげえ うるさかったなー。






そんな事を思っていたら、











疲れたなー。



。。。。。。。。。頭が痛い。

それに 鏡を見ると、 俺はひどい姿だ。 黒色の髪が ボサボサだ。


こりゃあ ちょっと 早く 着がえて 学校に行った方がいいな。




言っとくけど、俺は学校をサボるわけにはいかない。


 生徒会長だから



< 2 / 4 >

この作品をシェア

pagetop