。*゚ Time of a dessert ゚*。【短編集】
『ここ、曲がったらすぐなんで…』
『そっかじゃあまた明日ね』
暗いけどわかる
先輩の笑顔
やっぱり癒やされる
反対方向に歩いて行く
先輩の後ろ姿を
じっと見つめてる私
と、ピタリと止まる先輩
なにかな…?
なんて思ってたら
クルリと戻ってくる先輩の姿
そして
ピタッと私の前に止まる先輩
『どうかしましたか…?』
じっと見られる私は
耐えきれず聞いてみる
でもじっと見つめられたまま
答えてくれない
暗くて良かった…
絶対真っ赤だもん私…
『明後日の文化祭…』
ようやく口を開く先輩