なぜ私。たかが私。されど私。
今、
悪魔の声が聞こえた様な。

でもここには私と山本さんだけ。
じゃあ、やっぱ空耳かぁ。

「は??シカトかよ本当死ね」



…空耳じゃないようです。

すると、山本さんは
またニコッとして、

「とりあえず、あそこの公園行こっか。」
「はっはい!!」

いつの間にか敬語に。

その様子を見て
山本さんがニヤニヤしているのも
知らずに-----。

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