アタシのこと好き?



いつも以上の

濃いめのメイクをした。


髪もそのへんに

置いてあったウィッグを被り

真っ赤なドレスに着替えた。



部屋から出ると

さっきの男がニヤついていた。



「似合うじゃん。

乳もある方だしな。」



「どこ見てんのよ、変態!

ちょっと、

あんた名前なんて言うの?」


「オレに啖呵切るなんて

最高の女だな。

オレはヒロ。

ここの経営者。」


















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