アタシのこと好き?



「あれ、お前だろ?

オレが病室に

わざわざ居ない時に

オレは好きな

お菓子持ってきてたの。」




あたしはすごく、驚いた。

蓮もそういう事するんだって

思ってしまった。





「知らねー。誰だろな。」


とぼけたように

蓮は雄平との目線を外した。




「ありがとな。


んで、るいと幸せになれよ。」








「当たり前だろ。」




当然とでも言うように

蓮は鼻で笑った。





















< 261 / 296 >

この作品をシェア

pagetop