アタシのこと好き?




「おい、ばばあ。」


「何よ!」



雄平のお母さんは

雄平をキッと睨みつけた。




「るいに謝れよ。」


「フッ、なんであたしが。」





馬鹿にしたように笑い

ヒールをわざとらしく

カツカツと鳴らし

途中で振り返った……。



「……………あんた達が

結婚まで続いてたら

その時に謝ってあげるわ。」




あたしと蓮の方を向き


クスリ笑いその場を去って行った。





















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