アタシのこと好き?



「またね。るーちゃん」

両手いっぱいに

手を振ってくれたから

あたしもそれに応えるように

大きく手を振った。






小走りで蓮のところまで行くと

急に腕を引っ張られた。


「ちょっ…」


何で怒られてるかも

分からないまま

とりあえず蓮に付いていった。




















< 42 / 296 >

この作品をシェア

pagetop