アタシのこと好き?






「ねぇ、るーちゃん。

さっきね?彼氏さんが

誰かを殴ってたよ。」



「はぁ?」


喧嘩なんて

滅多にしないのに…―。



何があったのよ。





どうするか迷ってると

丁度チャイムが

鳴ってしまった。






「るーちゃん。

あたし先生に上手く

言ってあげるよ?

だから行っておいでよ。」



ミサはふわふわの

髪を揺らしニコリと笑った。





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