逆転夫婦(仮)
大谷が指をさしたのはそう、紛れもなく私だった

「も、椛…?」

「は、はい」

三成は、未だに信じられないという顔をしている

「…で、大谷これは何だ」

「見てわからないか?性別を変えたんだ。くくく」

「せ、性別を変えたって…元には戻せるんですよね!?」

「戻せるぞ」

やった!希望の光!!

「だが、まだ作ってないがな。くくくく」

椛は大谷に、すぐに薬を作るように何度も言い聞かせてから

政宗を抱えて城を出て行った

「うわ…政宗様がすごく軽く感じる」

それにしても、全然起きないな。

そんなに疲れていたのかな

そんな想いを胸に椛は馬を走らせた



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