未来へ 過去へ あなたへ

Ⅹ未来へ 過去へⅩ

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
久々に書きます。
お久しぶり、自分。
前の私は、小学生だったね。
今の私は中学生です。

私は、あの時、死ななくて良かったと思うよ。
でも、私が死んだ時のことを想像するんだ、時々。

母さんも父さんも、あの日以来少し変わったんだ。

母さんは、前よりも、私に話をさせようとする。

学校は楽しかった?
友達と何した?
何が楽しかった?

って。
嫌な訳ではない。
でも、正直、面倒くさい。
こんな娘でゴメンね、母さん。

父さんは、ちょっかいだしてくるのが、多くなった。

私が何もしてないのに、軽く叩いてきたり
私が何もしてないのに、くすぐってきたり
私が何もしてないのに、意地悪したり

正直、正直うっとうしい。

母さんは愛がこもってるから許してあげてって言うけど、本当に愛がこもっているのか、疑いたくなる。

でも、
私が泣いた時、母さんは話を聞いてくれるし、父さんはだまって頭を撫でてくれる。
私が何か賞をとった時、母さんは記念にとか言って、賞状ホルダーを作って全部保管してくれてるし、父さんはだまってそれを見て、すこーしだけ笑う。
病気になった時、母さんは寝ないで看病してくれるし、父さんは仕事帰りと仕事に行く前に私の様子を見ていく。

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