涙が途絶える日まで


それから來弥と約束の時間と場所を決め


今日はもう13日。

へへ。明日何着て行こう?

スカート?

ショーパン?

スキニーは苦手だから・・・・。


結局清楚な感じの春系のポンチョに

ベージュのパンツにした。

髪は・・・

英玲奈にやってもらおう!

お風呂はいってパックしてから

ストレッチやバッグの準備をしてたら

結局1時になってしまった。

もうこんな時間だったんだ。

早くねよう。

電気を消してクーラーも27度。

寝るには快適な部屋なのに・・・

寝れない。

な、やばいよ。

これ小、中学生のときに体験した・・・。

次の日の遠足楽しみすぎて眠れませんタイプ!!

で、結局寝坊するっていう・・・。

寝よ!とにかく目をつぶり考え事をした。

英玲奈のこと。來弥のこと・・・。


・・・・・・・・・・・・・・


ドサドサドサッッ

『いってぇー。』


腰をうった。

ベッドから落ちたらしい。

『もーー。てかさむ。今何時・・・?』

1・・0.

10時だぁ

結構寝たな。

9時間?

ご飯を食べるために下に降りた。

「おはよう。ごはん食べんの?」

『食べちゃいけないのー?』

「もう10時よ?
  
  こんな時間に食べたらすぐにお腹すいちゃう。」

はぁ。とため息だけついて

顔を洗いに行った。

パックの効果かな?

つやつやしてみえるっっ!!

バシャバシャ

『ふぅ。』

化粧品をつけ、クリームを塗る。

上に上がって着替えた。

ごろごろしてたらすぐに1時になってしまった。

『げっ。おかーさーん!!ごーはーん!』

ダダダダダ

階段を駆け降り、

すぐにごはんをたべた。

『ごちそうさま!あ、お母さん。

  今日英玲奈んち行くから帰り遅くなる。』

「あらそう、迷惑かけないでよー?」

『はいはーい!』

急いで支度。

着替えて、

化粧も少しだけ…

茶色のカラコンにアイシャドウ

マスカラ、ラインをちょっと長めに…

よし!

『行ってきます!!』

「行ってらっしゃい!」

もう2時半だ。

ここから地元の最寄駅まで

バスで15分くらい。

ちょうどいいかな。
≪15分くらいで着くからね!!≫

〈了解。〉

うわそっけな。

でもこれが英玲奈のメールの仕方。

絵文字つけない主義なんだよね。

本当にめんどくさい時は

全部ひらがなだもん。
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