一途なつもり。
「あ、効いてきたっぽい。」
「へっ?効いたって何が…ひゃっ!?!」
肩を触られただけなのに
変な声が出る。
なにこれ。
おかしい。私じゃない。
じゃあ誰?いや、私。
でも違う。私違う。違う違う違う違う
「姉さん、何その声。」
夏樹がクスッと笑う。
「ち、ちが…あっ!?やぁっ…」
突然首すじを舐められ
またもや変な声が出てしまう。
「ちょっ、なつひ…!
ころままじゃあぁるじゅぅはひになっちゃふ…ひゃぁぁっ」
呂律が回らない。
押し寄せる快感の波。
夏樹に身を任せてしまいそうになる。
だめだ…!
冷静に冷静に冷静に冷静に冷静に
最後の手段。男の急所を蹴るしかない。
そして足に力を込めていたら、
突然電流が走った。
な、なつきが、
私のふくのなか、手を入れてる…?
と、同時に服を胸の上までまくり
上げられそうになる。
「やめ…!」
ガチャッ
「ただいまぁ~~」
沈黙。