夏恋迷路◆だから僕らは夢を見た【短編集】



俺はその脚でその場所へと向かった。


向かう途中で、あの娘のことを思いながら。


あの娘との楽しい毎日を、走馬灯のように思い浮かべながら。


















......1年前自殺した、俺の好きな子が眠るお墓へと。



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