アナタの“魂-KOKORO-”いただきます
俺は鎌を思いきり降り下ろすと同時に時を止める。
悪魔達はその場で固まっている。
テラとレノの時間だけが進む。
『レノ、ナイスフォロー。』
テラはそう言いながら、ハレストで悪魔を切りつける。
『もう解けるよ。』
レノがそういった途端、悪魔が動き始めた。
次々に悪魔を切り裂いていく。
『ふっ…さすがデスリーパーですねぇ?完敗ですよ。ですが…ここは私達、悪魔の世界ですよ。デスリーパーがうろつくところではないと思いますが?』
悪魔は微笑む。
『人間だ。人間がこの世界にいる。』
テラがそう言うと、悪魔は目を光らせた。
『フフフフフ、それはそれは…久しぶりにごちそうにありつけそうですね。』
悪魔はそう言って消えてった。