アナタの“魂-KOKORO-”いただきます



『で、君を連れてきたのは…』



『レノ。』




ネクが言う前に千明はそう言った。






『知ってるんだ。俺らは死神なんだ。』




ネクはそう言って、千明に笑いかけた。




『死神?』





千明は不思議そうに首をかしげる。






『そう、人間の魂を神様に送り届けるんだ。』






『レノも?』




千明はレノをまた見上げる。





『あぁ。』




すると千明は安心したように微笑んだ。







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