アナタの“魂-KOKORO-”いただきます




『なぁ、レノ。あの女、ゼロラーか?』



ウォッカは千明がいなくなった瞬間喋りだした。





『あぁ。大丈夫だよ。記憶消して、人間界に返すから。』






『ベリーノに頼むのか。』




『あぁ。』






すると、テラが立ち上がる。






『ベリーノはしばらく帰ってこないよ。長期の仕事だ。あの女をそんなに居させる気か?』



テラはイライラした様子でそう言った。





『あぁ、それしかないだろ。』





レノはテラを静めた。






< 55 / 93 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop