アナタの“魂-KOKORO-”いただきます
『なぁ、レノ。あの女、ゼロラーか?』
ウォッカは千明がいなくなった瞬間喋りだした。
『あぁ。大丈夫だよ。記憶消して、人間界に返すから。』
『ベリーノに頼むのか。』
『あぁ。』
すると、テラが立ち上がる。
『ベリーノはしばらく帰ってこないよ。長期の仕事だ。あの女をそんなに居させる気か?』
テラはイライラした様子でそう言った。
『あぁ、それしかないだろ。』
レノはテラを静めた。