しろくろ
しかしそれは完全な死ではない
自分の身体に力を使い仮死状態のままもう一度【色】が生まれ変わる日を待ち続ける、と云うものだった


そして【自然】は【色】との約束を守る為に、自分が仮死状態の間、世界を守る存在が必要だった

【自然】は自分の直接創った人間に世界を守らせることにした

彼らには、その為の力が宿るようになった



そして【自然】は最後に999番目の世界を一人で創った

その世界には、残っているすべての力と知識を注いだ


もう一度、彼女と出会える日を夢みて……

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表紙・目次

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