しろくろ
そんなこと、こっちが聞きたい。
本殿と云うのは、神が生きた第1黒世界の中心に位置する神を奉った建物だ。
とはいっても、人間達が神を崇めている教会の様なものではなく、質素なドデカイ蝋燭が灯してある部屋が中心のあまりデカクもない建物だ。
しかしそのドデカイ蝋燭が全て燃え尽きた時、神と女神が生き返る、と云われているので大切に奉ってある。
そして他の部屋は神の代理人の鍛練室となっている。
特にオレはガキの時にそこで死ぬ一歩、いや半歩手前位までシゴかれたのであそこは今でも見るだけで冷や汗が流れる。
しかし、そこは神の代理人しか決して入ることは出来ない。なのに、この建物は見た目瓜二つなのだ。
「神はこの世界にも同じモノを作ったのかな??」
そんなわけはない。
ないとは思うが、実際にこんなそっくりな建物があるので何とも言えない。
たったく、訳がわからない。
「ねぇ煉ちゃーん
気になるー!!何でぇ??」
「…知らね」
「もぉ!煉ちゃーん!」
「失礼します…誰かいらっしゃいますかー?」
そんな声とともに古ぼけた扉が開き、やっとお待ちかねの人物がやってきた。
本殿と云うのは、神が生きた第1黒世界の中心に位置する神を奉った建物だ。
とはいっても、人間達が神を崇めている教会の様なものではなく、質素なドデカイ蝋燭が灯してある部屋が中心のあまりデカクもない建物だ。
しかしそのドデカイ蝋燭が全て燃え尽きた時、神と女神が生き返る、と云われているので大切に奉ってある。
そして他の部屋は神の代理人の鍛練室となっている。
特にオレはガキの時にそこで死ぬ一歩、いや半歩手前位までシゴかれたのであそこは今でも見るだけで冷や汗が流れる。
しかし、そこは神の代理人しか決して入ることは出来ない。なのに、この建物は見た目瓜二つなのだ。
「神はこの世界にも同じモノを作ったのかな??」
そんなわけはない。
ないとは思うが、実際にこんなそっくりな建物があるので何とも言えない。
たったく、訳がわからない。
「ねぇ煉ちゃーん
気になるー!!何でぇ??」
「…知らね」
「もぉ!煉ちゃーん!」
「失礼します…誰かいらっしゃいますかー?」
そんな声とともに古ぼけた扉が開き、やっとお待ちかねの人物がやってきた。