しろくろ
フッ

煉耶は笑う


「何が可笑しいの?
あぁ 死に恐怖しておかしくなっちゃった??」


「バカかお前は。
オレはお前の能力を探ってただけだ。
そして今わかった、お前の能力は氷!!!」


楓の彫刻は、口元をてで覆い、コロコロと笑った。


「だから?
貴方はもう、両手は使えない。そんなことがわかったからって私には勝てないわ!!!」


氷の彫刻は腰から短剣を取り出し、煉耶に向かってふりかざした


グサッ─────





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