しろくろ
神の代理人達の中でも実際に任務に着いたことのあるものは全体の半数ほどしかいない


もともと人間が神の力に触れることなど可能性でいえば奇跡に近い

ただ人間は数が多いため奇跡もけっこうまれにおこるのだ


そしてその任務に着くのはいつも位の低いシタッパである


なぜなら高い位のものは皆任務に着くのを拒むから低い位のものに穴埋めが回ってくるからだ


そして高い位のものが任務に着くのを拒む理由



恐ろしい



ただその感情だけだ


本来なら神の子孫であり力を持つ神の代理人にとって人間なんて生き物は他の動物達となんら変わりはない


しかし神の力に触れた人間は違う


只でさえこの世界をすべて支配することの出来るほどの膨大な神の造った力


そして人間も造ったのは同じ神

その2つが重なった時
この世だけでなく1000近くあるプレートと
そこに住むすべての生き物をも容易に破壊することの出来るほどの力が産まれるのである


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