星になるまで☆短編
「…斗真っ!ねえ!斗真ってば─!」
「…愛華ちゃん。」
「何で、何でよ!」
斗真の体を何度もゆすった。
でも目すらあけない。
「あっあたしの…せいだ。何でょ…斗真のばか!斗真が何で…?斗真は何も悪くないじゃないっ!」
「愛華ちゃんっ…。」
あたしを強く抱き締めるのは斗真のお母さん。
強く…強く…
抱き締められても
気がどうかしていたあたし。
「…斗真!帰ってきてよ。」
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