【完】たいむ・いず・すとっぷ!?


その手に乗せられていたのは……


「………鏡?」



ミカエルが、20秒に一回のペースで自分の顔や髪の毛をチェックしていた、手鏡だった。



「記念に差し上げるよ。嬉しいだろう?」



いや、かなり微妙なんですけど……


とは思ったものの、ありがたくもらっておくことにした。


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