たった一試合、君と私の甲子園
「んっ!?」


「あれ、やるつもり?」


「うん。」


「完成したん?」


「まだやけど、それ以外手はないやろ?
双葉に勝つには・・・」


美優は強い眼差しで双葉学園を見た。



「そうやな。 美優、頼むで!!」


「うん。」


美優と友美は拳と拳を合わせて微笑んだ。


よしっ!!行くぞ!!


美優は自分の頬を叩いて気合いを入れ、
コートに向かった。


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