たった一試合、君と私の甲子園
試合は双葉学園の優位に進むも、
美優の三種類のサーブはまだ威力を持っていた。


美優の揺れるサーブに反応する仲田、
しかし上手く拾えない。


「くそっ!!」


「ドンマイ仲田!! 次だよ!!」


「はいっ!!」


そして4度目の揺れるサーブで・・


バシッ!!


「おおっ!!」


仲田は遂に揺れるサーブを拾った。



「ナイス仲田!!」


そして仲田の拾ったボールを・・・

バシッ!!

紗奈が確実に神楽のコートに叩き込む!!


「よしっ!!」


「やったぁ、紗奈先輩!!」


双葉学園もハイタッチ。


紗奈・・・


美優は喜ぶ双葉のコートをじっと見ていた。


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