たった一試合、君と私の甲子園
「美優、来たか。」
「宏大・・・」
「無事に来れたんやな?」
「うん。」
「そりゃよかった。」
宏大はニコッと微笑んだ。
「おっ、旨そうなおにぎりやなぁ?
俺もくれや。」
「もちろん、どうぞ。」
私は宏大におにぎりを差し出した。
そして宏大がおにぎりに手を伸ばした時、
スッとタッパを引いた。
「えっ!? なんで!?」
「その前に・・・
昨日紗奈から電話会ったで。」
「あっ、そうなん?」
「あんたってホンマ無神経やな?」
「えっ!?」
宏大はわけがわからず首を傾げた。
「宏大・・・」
「無事に来れたんやな?」
「うん。」
「そりゃよかった。」
宏大はニコッと微笑んだ。
「おっ、旨そうなおにぎりやなぁ?
俺もくれや。」
「もちろん、どうぞ。」
私は宏大におにぎりを差し出した。
そして宏大がおにぎりに手を伸ばした時、
スッとタッパを引いた。
「えっ!? なんで!?」
「その前に・・・
昨日紗奈から電話会ったで。」
「あっ、そうなん?」
「あんたってホンマ無神経やな?」
「えっ!?」
宏大はわけがわからず首を傾げた。