たった一試合、君と私の甲子園
牧野は1番中井、2番高崎を簡単に打ち取った。


そして3番大松・・・


大松が塁に出れば宏大に回る。


「隆之、俺に回せよ。」


「おう。」


しかし・・・


『ストライーック、バッターアウト!!』


大松は三振に倒れた。


「くそっ!!」 


バットを叩きつけて悔しがる大松。


牧野も同様、大松を塁に出し
宏大に回したくなかったのだろう。


大松を三振に取る投球で攻めた牧野。


やっぱり手強い・・・


その後も外木場、牧野、共に力投を続けた。


< 191 / 222 >

この作品をシェア

pagetop