たった一試合、君と私の甲子園
「どう?」


「うん、バッチリや!!」


宏大はニコッと笑った。


「よかった。」


「ありがとな。」


「どういたしまして。」


美優はニコッと微笑んだ。


「美優。」


「んっ!?」


「約束、守るからな。」


「えっ!?」


『今日は絶対勝つからな!!』


宏大の言葉を思い出した。


宏大・・・


「絶対勝つから!!」


「うん。」


宏大はそう言ってベンチに戻って行った。



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