たった一試合、君と私の甲子園
「え~っと・・・
名前は・・・」


外木場くんが友美の顔を覗き込んだ。


「あっ、私!!
佐伯友美です!!」


友美?
緊張して声が裏返ってるよ?(笑)


「私は河西美優。」


「友美ちゃんに美優ちゃん?」


「はいっ!!」


「うん。」


「二人は入る部活決めてるん?」


「う~ん・・・
とりあえずバレー部へとは
思ってるんやけど・・・」


「そうなんや。」


外木場くんはニコッと微笑んだ。




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