たった一試合、君と私の甲子園
「ちょっと大松くん・・・
あれ・・・どうゆうこと・・・?」


「んっ!?」


ただ一人、びっくりすることもなく、
ひたすら焼きそばを食べている大松に
美優が訪ねた。



「ああ、あいつら付き合ってるねん。」


はぁ!?

付き合ってる・・・?


「「えぇぇぇぇーっ!!!」」


美優と友美は大きな声を出して驚いた。


「宏大と柴原紗奈が
付き合ってるぅーっ!?」


「うん。」


そんなこと一言も聞いたことない・・・


「あっ、でもこれは内緒な。
柴原の学校の部は恋愛禁止やねん、
バレたら辞めさせられるから。」


大松の言葉は美優には届かなかった。


「宏大と柴原紗奈が・・・」


「嫌だよぉ~外木場く~ん!!」


友美はそれを聞いて泣き出す始末・・・


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