たった一試合、君と私の甲子園
出会い
私が宏大と出会ったのは、
高校の入学式だった。
「美優、早くっ!!」
「友美、待ってって!!」
私たちは入学式当日、教室がわからずに
校内をぐるぐると回っていた。
私の名前は河西美優(カサイ ミユウ)
神楽高校一年。
そして、同じく神楽高校一年、
佐伯友美(サエキ トモミ)
中学時代からの親友だ。
「教室どこやねん・・・」
「さっきもここ通らんかった?」
「そんな気がする・・・」
「よし、上に行こう!!」
そう言って友美は
階段を駆け上がりだした。
「ちょっ、友美!!」
私も友美を追いかけ
階段を駆け上ろうとした、その時!!
高校の入学式だった。
「美優、早くっ!!」
「友美、待ってって!!」
私たちは入学式当日、教室がわからずに
校内をぐるぐると回っていた。
私の名前は河西美優(カサイ ミユウ)
神楽高校一年。
そして、同じく神楽高校一年、
佐伯友美(サエキ トモミ)
中学時代からの親友だ。
「教室どこやねん・・・」
「さっきもここ通らんかった?」
「そんな気がする・・・」
「よし、上に行こう!!」
そう言って友美は
階段を駆け上がりだした。
「ちょっ、友美!!」
私も友美を追いかけ
階段を駆け上ろうとした、その時!!