たった一試合、君と私の甲子園
「もし勝てんかったら
焼肉奢ってもらうからな!!」


「はぁ!? なんでやねん!!」


「あんたが無責任なこと言うからや!!」


「おまえ、それが応援してくれる
人への態度か?」


「そうです。」


「可愛くないなぁ・・・」


「うっさい!!」

バシッ!!

私は宏大の腕を強く叩いた。



「痛っ!!」


「痛いことあるかい!!」


「痛いわ!!」


「うるさい!! 男やろ?
我慢せい!!」


「はぁ!? おまえそれでも女か?」


「一応ね、ちゃんと出るとこ出てるしな。」


美優は胸を張って立派な胸を
宏大に見せつけた。


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