たった一試合、君と私の甲子園
紗奈・・・
紗奈はじっとこっちを見ている。
届かない・・・
やっぱりあなたには届かない・・・
美優はまたズキンと胸が痛み
泣きそうになる。
すると紗奈は拳を前に突出した。
「・・・・?」
そして何か言った・・・
『待ってるから・・・』
「!?」
紗奈はそう言うとニコッと微笑んだ。
聞こえないけど、紗奈の言ったことは
なんとなくわかった。
「紗奈・・・」
私は我慢していた涙がドッと溢れた。
紗奈・・・
こんな惨めな私にそんなこと言ってくれるの?
あなたは私を待っていてくれるの?
こんな私を・・・
美優は胸がカァーッと熱くなった。
紗奈はじっとこっちを見ている。
届かない・・・
やっぱりあなたには届かない・・・
美優はまたズキンと胸が痛み
泣きそうになる。
すると紗奈は拳を前に突出した。
「・・・・?」
そして何か言った・・・
『待ってるから・・・』
「!?」
紗奈はそう言うとニコッと微笑んだ。
聞こえないけど、紗奈の言ったことは
なんとなくわかった。
「紗奈・・・」
私は我慢していた涙がドッと溢れた。
紗奈・・・
こんな惨めな私にそんなこと言ってくれるの?
あなたは私を待っていてくれるの?
こんな私を・・・
美優は胸がカァーッと熱くなった。