回廊館の殺人
「まず、状況を整理しよう。
外部への連絡は携帯電話を含めできない。
玄関の扉も開けられない。
部屋の窓は鉄格子がつけられてるから、そこからもでられない。
島村さん、外から人が館をたずねて来ることはあるんですか?」
佐久間が状況を整理しながら島村に尋ねる。
「明明後日に、皆さんがお帰りになれたあとクリーニングをお願いしている業者が来ることになってます。」
島村が答える。
「つまり、僕たちは明明後日までは館から出れないしってことだね。
宅間、ちょっと手伝ってくれないか?
河上さんを部屋に運ぼう。」
「え、お前そんなことしていいのか?」
急に名前を呼ばれて驚いた様子で宅間が佐久間に聞き返す。
「警察がくるまで現場を保つほうがベストだとは思うけど、さすがに遺体がおいてある廊下を明明後日まで使いたくないだろ?
それに河村さんもあのままじゃ可哀想だからせめてベッドに移してげよう。」
佐久間が言う。
誰もその言葉に反対せず、佐久間と宅間は居間をでて回廊へと向かっていった。
外部への連絡は携帯電話を含めできない。
玄関の扉も開けられない。
部屋の窓は鉄格子がつけられてるから、そこからもでられない。
島村さん、外から人が館をたずねて来ることはあるんですか?」
佐久間が状況を整理しながら島村に尋ねる。
「明明後日に、皆さんがお帰りになれたあとクリーニングをお願いしている業者が来ることになってます。」
島村が答える。
「つまり、僕たちは明明後日までは館から出れないしってことだね。
宅間、ちょっと手伝ってくれないか?
河上さんを部屋に運ぼう。」
「え、お前そんなことしていいのか?」
急に名前を呼ばれて驚いた様子で宅間が佐久間に聞き返す。
「警察がくるまで現場を保つほうがベストだとは思うけど、さすがに遺体がおいてある廊下を明明後日まで使いたくないだろ?
それに河村さんもあのままじゃ可哀想だからせめてベッドに移してげよう。」
佐久間が言う。
誰もその言葉に反対せず、佐久間と宅間は居間をでて回廊へと向かっていった。