君と奏でる恋の詩。




さぁっと爽やかな風が吹いて、私の髪と木々を揺らした。



また、ピンクの花びらが吹雪のように舞い降りていく。



…そんな様子を、メガネ越しに見つめていた、そのとき。




――パチパチパチ…



どこからか、手を叩き拍手をする音が聞こえてきた。












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