君と奏でる恋の詩。


「う、歌姫なんか、とんでもありません…けど、カラオケは行きたいです。
 呼び方は、音葉でも何でもいいですよ。
 こちらこそ、私なんかで良ければ、どうか友達になって下さい!」


私もできる限りの笑顔で返して、少し頭を下げた。


「うん! 絶対行こうね、カラオケ!!
 私のこともどう呼んでもいいからね。よろしく♪」

「は、はい!」


奇跡だ、奇跡が起きたよ!!

まさか2日続けて友達ができるなんて思ってもいなかった!




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