【BL】部長の可愛さは罪です!
部活の前にside直也
俺の好きな人には好きな人がいる。
「ごめん。直也、やっぱり俺は」
「もういいよ。改めて言われると傷つく。」
俺が稔を好きになったのは、入学して少し経ってからだった。
元々学校が好きじゃなかった俺は、その日も登校こそしたものの授業には出ず、サボっていた。
ふらふらと廊下を歩いている時、アイツを、稔を見つけた。