ヴァンパイアとあたし




「何かあったらいつでもいってね」





奈々海は笑顔でそう言ってくれた。






言えたら、かなり楽なんだけどね。







あたしはキョロキョロと教室の中を見渡した。





涼の姿はなかった。









< 51 / 217 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop