Love Trip in Italy (番外編)
俺らはホテルにチェックインし、夕食までの間…散歩する事に。
美しい景色を眺め、杏花の体調も回復した様子。
レストランでの食事は、杏花好みのサッパリ味のアンティパストが気に入ったようで…
ついつい飲み慣れないワインをかなりのハイペースで…
結局、杏花は酔い潰れ…俺はホテルまで杏花を抱えて戻った。
ここヴェネツィアは道が狭く曲がりくねり、車の乗り入れ禁止になっている。
……と言っても、レストランからホテルまでさほど遠くない。
酔い潰れた無防備な杏花を他の男に触らせるつもりも無い。
だから、俺は自分の手で杏花を…ってワケ。
部屋に戻っても起きる気配の無い杏花。
俺はドレスを脱がせシャワーを浴びに…
シャワーから戻りベッドへ入ると
いつものように……
杏花が俺のぬくもりを求めて…すり寄って来た。
俺は杏花の前髪を横に流し…
そっと額にキスを落とす。
俺は杏花のぬくもりを肌で感じながら…眠りについた。