なんでも屋 神…最終幕
入ってきた情報を脳内に収納していき、様々な角度から考えを巡らせていく。



その間、事務所内は静まり返っていたが、考え事をしている俺が気にする事は無い。



出し入れを繰り返す事を止め、俺の中で出た答えは、結局最初と変わりはなかった。



「悪いけど依頼は受けない。」



ヒロにしてみれば意外すぎる答えだったのが、見開いた瞳孔の大きさで見て取れる。



「どうして!さっきも言ったが、千里はクラブドラッグの被害者なんだ!あの件を解決した神にしてみれば、事後処理と同じだろ!」
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