子供+大人=恋?の方程式(応用編)
「―――なあ、もしかして感じてたりする?」
「し、してません!」
目を開け、俺のことを睨んでくる茅乃。
だけど、その顔は赤く染まり、俺を見上げてくるその視線は、誘っているようにしか思えなくて―――…
「…んっ……」
俺は、自分の欲望に負けた。
「茅乃……」
何度もキスを繰り返し、茅乃の抵抗を取り除く。
初めこそ、頑なに口を閉じていた茅乃だが、次第に力が抜けていき、俺はその隙に茅乃の口を割り舌を差し入れる。
茅乃の舌に自分の舌を絡めながら、俺は服の隙間から手を差し入れた。
その途端、ぴくっと反応する茅乃。
柔らかく滑らかな肌の感触が俺の手に残る。
すっげぇ気持ちいい。
手で触れるだけなのに、妙に興奮している自分に、俺は内心焦りながらも、その手を腰から背中の上へと滑らせていく。
やばいな……
ちょっとからかうつもりで、手を出しただけなのに、今はこの手を止めたくなくて、微かに首元から見える茅乃の白い肌を見て、その肌にきつくキスしたいと思ってしまう。
止めることのできないこの欲望の渦に、飲みこまれてしまいそうだ。