子供+大人=恋?の方程式(応用編)

恋愛モードを発動せよ












 やばい……。


 何がやばいかって?


 すべてのことに置いて、やばい気がする。


 ここ最近の、圭くんのスキンシップの激しさ……。


 これって、圭くん的にはいろいろと段階を踏んで…なんていう、段階を踏んでいる状態では?


「う~~…、ダメダメダメ~~~!!!」





 頭を抱えたまま、私は机の上に撃沈する。





 そ、そりゃさ。


 あたしと圭くんは付き合っているわけで、いずれは…そうなるってことはわかるよ?


 付き合うってことは、ただ清く正しく…なんて、あの圭くんにはあり得ないことはわかってたし……。


 そりゃさ、今まで引く手数多の圭くんだもん。


 今までどころか、今もそうかもしれないけど、そんな圭くんだから、圭くんなりにはもしかしたらあたしのことを考えて、あれでも自分なりに抑えてくれているのかもしれない。


 だけど、だけどね!





 自分が圭くんに抱かれている姿なんて………、想像できない!!!





 経験なんて全然ないし、未知の世界だし………。





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